インプラントの基礎知識
インプラント 失敗
インプラント治療の心がまえと注意をテーマとしてまとめています。インプラントの話題に入ります。インプラントを検討している方や、インプラントを歯科で勧められた方は、おそらく、その金額の大きさもさることながら、何よりもインプラントが失敗してしまわないだろうかとご心配だと思います。
インプラントでは、どんな失敗があるのでしょうか？実際に起こり得るインプラントの失敗の実例をあげながら、ご説明していきますね。
インプラントとは、歯茎の下の骨にネジのような金属を埋めて、それが骨にしっかりと安定したらそこにセラミックの歯をかぶせる、と言う方法で、言ってみればなくなってしまった歯を根元から新しく作り直す、という作業をいいます。
インプラントの失敗にもいろいろあります。
まず、インプラントを行なって、セラミックの新しい歯も入った後、２〜３週間後に抜けることがあります。
これは、細菌の感染が原因だと考えられます。
こういった失敗は、ヘビースモーカーの方や生活習慣病をお持ちの方に起こりやすいんですね。
あるいは、インプラント周囲の骨が通常より非常に柔らかい場合や、異常に硬すぎる場合にも起こり得ます。
この失敗例の場合の症状は、インプラントに触れると不安定に揺れていたり、膿が出たりすることもあり、ある日突然抜け落ちます。
こういうインプラントの失敗の場合には、インプラントが抜けてからだいたい１〜２ヶ月経過してからもう一回インプラントを入れなおせば定着します。
また、インプラントを行なってから長きに渡って痛みが出る場合があります。
インプラントの根っこの部分と接している骨が、ドリルの際に炎症を起こしたと考えられます。
この失敗の場合には、鎮痛剤や抗生物質で痛みと炎症を和らげることができます。
ほとんどが一時的な痛みなので心配いらないそうです。
インプラントの失敗には、そのほとんどに対応策があるので心配ないと言われていますから、あまりにも心配しすぎて不安になることもなさそうです。
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